苗づくりって、かなり大事なんです。
昔から、
「苗半作」
って言われていて、作柄の半分は苗で決まる、みたいな意味なんですよね。
だから、いかに良い苗を作るか。
そこはかなり気を使っています。
うちは4月29日から田植えが始まって、5月いっぱい続くので、後半に使う苗をずっとハウスに入れておくと、伸びすぎちゃうんです。
なので、後半に使う苗は、最初から外で育てています。
「いい苗って、どこを見れば分かるんですか?」
って聞かれるんですけど、やっぱり、ずんぐりしてる方がいいですね。
細長く伸びすぎてない。
短くて、しっかりしてる感じです。
ハウスに入れっぱなしだと、どうしても伸びやすいんですよ。
今年の苗は、かなりいい感じですね。

根もしっかり出ています。
ただ、ここでずっと育てるわけにはいかなくて、色も少し黄緑っぽくなってきてるので、そろそろ田んぼに入れてあげた方がいい時期です。
今は、この一枚の中で苗同士が養分を取り合ってる状態なんですよ。
でも田んぼに植えると、一株ずつ広がるので、根も自由に伸ばせるようになります。
根がしっかり張ると、養分も吸いやすくなるので、その後の育ちも変わってきます。
田植えって、始まってからがスタートに見えるんですけど、実際は、その前の苗づくりの段階で、かなり勝負してる感じですね。



