よくいただくご質問
米づくりのこと

田植えの後は、ずっと水を入れっぱなしにしているのですか?

榎本庄太

ずっと水を入れっぱなしにはしていません。気温が高い日は、水を止めて田んぼの水を温めます。毎日、稲の様子を見ながら判断しています。

1分で解説

榎本庄太

田植え直後は、水の管理がとても大事になります。例えば今日は、30度近くまで気温が上がる予報だったので、昨日入れた水は、朝の時点で止めました。

水路の水は、雪どけ水なので結構冷たいんです。そのままずっと入れ続けると、田んぼの水温が上がらず、稲の成長も鈍くなってしまいます。

なので、ある程度水が溜まったら止めて、日中の太陽で田んぼの水を温めます。逆に、水が減ってきたらまた入れる。

それを毎日、朝と夕方に繰り返しています。こうやって少しずつ管理していくことで、背ばかり伸びる稲ではなく、横にしっかり広がる丈夫な稲になっていきます。

水は、ただ入れればいいわけではなくて、

・その日の気温
・水温
・日差し
・稲の状態

を見ながら調整しています。

【田んぼの水管理】水は入れっぱなしにしません。その理由とは?

毎朝、田植え後の田んぼを見回りながら水の管理をしています。この田んぼは昨日田植えを行い、夕方から水を入れていました。

今朝確認すると十分な水位になっていたため、水はここで止めます。

今日は気温が30℃近くまで上がる予報です。そのため、水路から冷たい水を流し続けるのではなく、田んぼにたまった水を太陽の熱で温め、稲の成長を促すように管理しています。

朝と夕方に水位を確認し、減れば補給し、十分なら止める。この繰り返しが、丈夫な稲づくりにつながります。


榎本庄太の判断

「田んぼには水を入れ続けた方が良い」と思われるかもしれません。

しかし私は、必要以上に水を流しっぱなしにはしません。その理由は、水路の水は冷たく、入れ続けると田んぼの水温が上がらず、稲の生育に影響することがあるからです。

だからこそ、その日の気温や田んぼの状態を見ながら、水を入れるタイミングと止めるタイミングを毎日判断しています。おいしいお米づくりは、特別な作業の積み重ねではありません。

こうした小さな判断を毎日積み重ねることが、背丈だけが伸びるのではなく、しっかりと根を張り、横に広がる丈夫な稲を育てることにつながると考えています。

他のご質問も見る

米づくりのことに関する
他のご質問も見る

今年のお米